4月も半ばを過ぎ、ゴールデンウィークが近づく頃、関東地方では旬を迎える“筍”。
古くから竹は日本人に親しまれてきましたが、食用として一般的に出回っている“筍”は、18世紀に沖縄に伝来した“孟宗竹”が、栽培用として株分けで各地に移植された物とか。なんと日本にある“孟宗竹”のほとんどが、同じDNAを持っていることになります。
また、生長が早く、10日(旬日)で竹になることから“筍”の字が当てられています。
栄養価としては、食物繊維が多く胃腸の働きを活発にするほか、旨味の素になるチロシン・アスパラギンなどのタンパク質を含みます。茹でた筍につく白い粒は、この旨味成分チロシンが浮き出た物で害はありません。
料理の用途としては幅広く、若竹煮・木の芽あえ・酢の物・揚げ物・炊き込みご飯など、和食では筍のフルコースも可能なほど。中華でも炒め物・煮物の他、刻んで点心の具に混ぜたりスープなどにも利用します。この時期は生の筍が出回り、採りたてであれば生で食べたいものの、時間が経つとアクが出てきますので、皮付のまま米のとぎ汁か糠を入れたお湯で茹で、冷めるまで待って水にさらしてから調理します。
小生のお勧めは“筍ステーキ”。大きく輪切りにした筍に、格子状の切り込みを浅く入れ、油を敷いたフライパンで焼き目を付けたら、だし・醤油・みりんのたれを注ぎ、水分を飛ばしながら絡めるように焼くと、肉にも負けない立派な“ステーキ”が出来上がり!!
息子が小学生の頃、ゴールデンウィークの楽しみの一つとして、よく筍掘りのイベントに親子で参加していました。息子は、地上に伸びた筍を指差し「大きい筍を見つけたー!!」と喜びますが、大概それは伸びすぎて食べられない代物。掘るに値するは、ようやく少しだけ地上に頭を出した筍ですが、到底子供には発見できません。毎回なかなか見つからず、半べそになったところを、ガイドの方に見つけていただき掘り起こすパターンでした。
そしてそのあと家に帰ってからのお楽しみは、庭でのバーベキュー。網では肉を焼きつつ、炭火の中には小さめの筍を皮付きのまま投入し、皮が真っ黒焦げになるまで蒸し焼きにして取り出します。皮をむいた瞬間に立ち昇る筍の香りはもう最高で忘れられません。
また機会があれば筍掘りのイベントに参加したいのですが、もう中学生になってしまった息子は親に付き合ってくれないのが寂しいかぎりです。
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- 春野菜と焼きエビのサラダ
- 春野菜の筍と焼きエビの相性抜群☆
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